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大型転輪

大型転輪
BT戦車やT-34、T-54/55、T-62など第二次世界大戦中から戦後しばらくのソ連戦車によく見られる転輪。イギリスのカヴェナンター、クルセーダー、クロムウェルなどの巡航戦車や陸上自衛隊の74式戦車でも採用された。転輪上部で上側の履帯を支える。高速走行時に有効とされるが、転輪の装着数が必然的に少なくなり、転輪間の幅が大きくなるため不整地走行性能に難がでる。履帯幅の延長などで改善が可能。また高速走行時に上側の履帯が振動で破損しやすい。なお古い資料ではこの転輪形式を「クリスティー方式」と呼ぶこともあったが、正確にはサスペンションの形式を指すもので、転綸のサイズや上部支持転綸の有無は無関係である。
小型転輪
戦車の登場初期より存在した転輪方式。小さな転輪を数多く装着することで、転輪間の隙間を小さくでき、不整地走行性能が向上する。しかし速度性能に限界が生じ、高速度を求める車両には向かない。イギリスのマチルダII歩兵戦車やチャーチル歩兵戦車が代表的な例。
中型転輪
大型と小型の良いところを妥協してとった大きさの転輪。上側の履帯を支える為の小さな上部支持転輪を持つ。両者の中間程度の可もなく不可もない性能で、現在主流の戦闘車両用転輪形態として落ち着いている。
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挟み込み転輪・千鳥足転輪
大型転輪と小型転輪の良いところをすべて盛り込もうとして開発された。大型転輪を交互に左右半重ねにして配置したり、一個と二個を交互にはさみ重ね合わせるようにした形態の転輪である。これにより転輪の間隔を小型転輪並にし、不整地性能の向上を期待することができる上、高速高機動かつ大型の車体が製造可能な特徴を持たせようとした。しかし破損した奥の転輪を交換する際に手前の無傷の転輪も外さなければないこと、加えてトーションバーに損傷を受けた場合交換にはさらに煩雑さが増すこと、細かく入り組んだ転輪の隙間に泥などが入り込みやすく冬季には凍結しやすくなるなど、メンテナンス上重大な問題があり、なおかつ接地圧の解消にはそれほどの結果を出せなかった。

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2009年12月11日 02:59に投稿されたエントリーのページです。

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