時雨殿(しぐれでん)は京都市右京区の小倉百人一首をテーマとした展示、振興のための施設。藤原定家が百人一首を選んだ地、小倉山の麓、嵐山の渡月橋の近くに位置し、財団法人小倉百人一首文化財団が設立運営する。2006年1月27日に開館。古来からの百人一首の歴史やカードを説明する展示は少なく、百人一首の博物館というよりテーマパークといった趣である。
デジタル映像技術や携帯端末などハイテク機器を使用した新しい百人一首の世界を体験することができる。その一つは床面に45インチのシャープ製フルスペックハイビジョン液晶ディスプレイが70枚敷き詰められた「ニンテンドーフロアビジョン」で、かるたや京都の空中写真を表示できる。また、65インチ液晶に投影される「歌人」達とバーチャルかるた取り対戦ができる「体感かるた五番勝負」などの展示もある。
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技術面では任天堂が支援し、建築費用21億円は財団理事長で任天堂相談役の山内溥個人が負担、さらに代表取締役専務の宮本茂がプロデュースを行っている。
建物は1階が体験展示施設で、2階は資料展示・競技かるた用の広間となっている。入り口で靴を脱ぎ、館内ではスリッパなどもはかず、靴下履きで移動する点に注意が必要。
ニンテンドーDSからボタン類を取り除き、タッチパネルで操作する携帯端末「時雨殿なび」が前述のかるたなどに利用されている。
なお、フロアビジョンの設置や携帯端末との無線通信を行なっている関係で、1階には『ペースメーカーご使用の方の入場はご遠慮ください』という旨の注意書きがされている。